限界ニュータウン探訪記

資産価値暴落中! 千葉・茨城の投げ売りニュータウンで意識低い系田舎暮らし

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 すでに現代史の一断面として広く知られているように、成田空港はその計画当初から、建設予定地近隣の住民による激しい建設反対運動にさらされてきた。収用予定地となった地域の住民の一部に極左団体が合流し反対運動は先鋭化し、空港やその関連施設はたびたび襲撃され、周
『横芝光町宮川  湖沼に囲まれた分譲地』の画像

 60年代から80年代にかけて、千葉県で開発・造成された住宅地は、台地上の平坦な畑をそのまま宅地に転用したものも多いが、丘陵の山肌を切り崩して造成したものも多い。それは大掛かりな工事であり、いかに地価が安かろうとも、ある程度の資本力のある開発会社でなければ手
『山武市親田・川崎・戸田  谷間の限界分譲地』の画像

 少子高齢化や人口減、都市構造の変化によって縮小が進むこれからの日本の住宅市場において、北総の限界分譲地は、一体どのようなポジションが求められているのだろう。どこにもポジションがないから坪1万円なんですよ、と言われれば返す言葉もないのだが、商品としての不動
『誰得ニュータウン』の画像

 北総や外房方面の限界分譲地の光景を特徴づけるもののひとつとして、空き地に立てられた草刈り業者の看板がある。投機目的で分譲されたこれらの未利用宅地は、所有者のほとんどが遠方(印象として、東京と神奈川が多い)に住んでいて、しかも分譲から長い年月を経た今日で
『富里市十倉  賽の河原の石積みを放擲した分譲地』の画像

 北総の分譲地の更地によく看板を掲げている草刈り業者の一つに「ニチエイ建設(日栄不動産)」という会社がある。多くの草刈り業者の売地の物件広告が、ただ地積と価格を羅列しただけの、所在地の特定も難しい横着な広告であるのに対し、日栄不動産のそれはなかなか丁寧で
『八街市上砂  農道の奥深くに眠る放棄住宅地』の画像

 北総、と言うより千葉の田舎は、幹線道路や高速道路のインターチェンジ付近にラブホテルをよく見かける。僕はラブホテルの業界事情には詳しくないのだが、自治体やエリアによってその頒布状況にはばらつきがある。例えば僕が暮らす八街市は、市街地から遠く離れた市南部エ
『八街市東吉田  ラブホテルを取り囲む分譲地』の画像

 いずみ台ローズタウンは、千葉県の県都であり、政令指定都市である千葉市若葉区多部田町にある。千葉市は100万人近い人口を抱える県下最大の都市だが、若葉区は緑区と並び未だ区内に広い農村地帯を抱えるエリアである。若葉区内における交通機関は、近年オシャレな新型車両
『いずみ台ローズタウン』の画像

 東金市の滝沢は、東金線の東金駅から北西におよそ9㎞。以前紹介した極楽寺地区同様、やはり八街市との境に位置する静かな農村地帯である。しかし滝沢の場合、総武本線の八街駅からも8㎞ほどの距離があり、隣接する八街側もかなりの僻地のため、周囲は農家の他は工場や資材
『東金市滝沢 万策尽きたミニ分譲地』の画像

 全国の都市近郊で宅地の乱開発が進められていた1960~70年代、大きな社会問題となった原野商法。地方の、ほぼ無価値に近い原野や山林を、あたかも大規模な開発予定地であるかのごとく騙って、公図上で細かく分筆しただけの見せかけの分譲地を法外な価格で売りつける商法で
『原野商法の土地の特定は可能なのか 』の画像

 このブログは物件情報というよりもその立地や住環境の紹介に主眼を置いていて、特定の物件についての詳細なレビューは、基本的に行っていない。僕は北総の物件情報はアットホームやホームズ、ヤフー不動産などのポータルサイトでほぼ毎日「価格の安い順」に並べ直したうえ
『八街市山田台 築17年の未入居住宅』の画像

 北総台地上に位置する八街市は、比較的地盤が強固な土地として知られる。確かに地震が発生しても、八街だけ周辺地域より震度が1くらい低いことがあり、先の東日本大震災でも、八街市内においては瓦屋根に多数の被害が発生した以外は、これといった被害もなく負傷者も出てい
『八街市朝日 更地が沈下する分譲地』の画像

 アットホームやホームズといった不動産物件のポータルサイトで、千葉県の中古住宅を「価格の安い順」に並べ直してみると、ほとんど廃墟に近いような築古のボロ家に混じって、妙に外観がきれいな、築20年~30年程度の中古住宅が、300万円程度から売りに出されていることがよ
『限界ニュータウンの中古住宅は安いのか?』の画像

(2018年6月8日追記) コメント欄よりご指摘を受けていますが、この記事には事実誤認による誤った情報がいくつか含まれております。追記として訂正もしてありますが、再調査も行っておりますのでそちらも併せてご覧いただければと存じます。 住んでいる方にはのっけから失
『横芝光町宮川 川沿いの忘れられた分譲地』の画像

 先に紹介した「山武市埴谷 北向き急斜面上の分譲地」からほど近いところに、もう一つ、全く住宅の建設が進んでいない、ほぼ無住の分譲地がある。藪に覆われた細い急坂を登り切ると、山林に囲まれた区画数60ほどの分譲地が現れるが、不可解なことに進入路が封鎖されている
『山武市埴谷 封鎖された密林の分譲地』の画像

 北総の分譲地は空地が目立つものが多いが、中には、地価狂乱のバブル期にすら見向きもされず今日までに僅かに1~2戸しか住宅が建設されず、残りの空き地は荒れるに任せているような分譲地がある。「人口減」とか「都心回帰」とかそんなことは一切関係なく最初から限界集落
『山武市埴谷 北向き急斜面上の分譲地』の画像

 山武市は北総地域の中でも、小規模なミニ分譲地が乱立する自治体の一つである。旧山武町時代に、森や雑木林を切り開き、あるいは田んぼや沼を埋め立てて多くのミニ住宅地が造成されてきた。さすがに都心からこれほど遠い地域となると、大手の開発業者による大規模な住宅団
『山武市埴谷 雑木林に覆われた分譲地』の画像

 北総ニュータウン八街台は、八街市の最北部、富里市との境界辺りに位置する、山林の中を切り開いて造成された総区画およそ50区画程度の分譲地である。ところが例によってアクセスが悪く、最寄りの小学校まで子供の足では徒歩1時間近く掛かり(スクールバスはない)、子育て
『北総ニュータウン八街台』の画像

 総武本線の八街駅から徒歩でおよそ40分。八街市朝日の農村部にポツンと切り開かれたミニ分譲地の売地。鬱蒼とした茂みに囲まれた静かな住宅地だが、鬱蒼としすぎているためかほとんどが空地で、大雑把に数えても20区画程度はあると思うが住宅は数戸しかない。 空き地の前
『八街市朝日 廃屋と空き家に挟まれた売地』の画像

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