限界ニュータウン探訪記

資産価値暴落中! 千葉・茨城の投げ売りニュータウンで意識低い系田舎暮らし

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限界ニュータウン

 70年代半ばから開発が始められた千葉県の限界分譲地は、既存の農村集落からは離れた山林や田畑の片隅に位置するものが多い。元々は土着の地主が所有していた山林や農地を、開発業者が取得して開発を進めたものだが、地主にしても、自宅から近い田畑や土地を優先して手放す
『山武市松尾町古和  農村集落の合間に出現した「ニュー集落」』の画像

 壮絶を極めた成田空港建設反対運動の歴史において、今日もなお語り継がれる、もっとも凄惨な事件のひとつに「東峰十字路事件」というものがある。これは空港建設予定地の第2次強制代執行が開始された1971年9月16日、成田市天神峰において空港反対派と機動隊が衝突し、先鋭
『成田市川上・新田  空港反対闘争の最前線に出現した分譲地  』の画像

 数か月振りのブログ更新となる。台風15号の襲来後、更新が途絶えていたことに関しては、その後に再び関東地方は台風19号や豪雨に見舞われたためとか、僕の勤務先が人材難に喘いでいて連日の長時間勤務で疲れ果てていたとか、例によって言い訳が山盛りなのであるが、一番の
『立沢ニュータウン』の画像

 当ブログでもたびたび訪問している千葉県山武市は、2006年に旧来の成東町、松尾町、山武町、蓮沼村の4町村が合併して誕生した新しい市である。合併前の4町村はいずれも農業を基幹産業とした人口規模の小さな自治体であったが、4町村とも80年代から90年代にかけて野放図な宅
『成東白幡ニュータウン』の画像

【はじめに】 この記事は、当ブログの開設間もない時期に作成した古いものですが、先日、コメント欄にて、当団地の住民の方から、記事内におけるいくつかの錯誤のご指摘を頂きました。改めて読み直してみると、その錯誤を修正するには、事実上書き直しに近い改訂を要し、加
『はにわ台団地/ハニワ台ニュータウン』の画像

 すでに現代史の一断面として広く知られているように、成田空港はその計画当初から、建設予定地近隣の住民による激しい建設反対運動にさらされてきた。収用予定地となった地域の住民の一部に極左団体が合流し反対運動は先鋭化し、空港やその関連施設はたびたび襲撃され、周
『横芝光町宮川  湖沼に囲まれた分譲地』の画像

 当ブログでは、これまで千葉県の郊外に散在する、ほとんど需要のなくなった「限界分譲地」に的を絞って探索してきた。それらの分譲地は、もちろん当初から住宅用地としての利用を想定して開発されたものもあるが、既に繰り返し述べてきたように、多くの場合、一般の住宅取
『限界分譲地の使い道を模索する』の画像

 60年代から80年代にかけて、千葉県で開発・造成された住宅地は、台地上の平坦な畑をそのまま宅地に転用したものも多いが、丘陵の山肌を切り崩して造成したものも多い。それは大掛かりな工事であり、いかに地価が安かろうとも、ある程度の資本力のある開発会社でなければ手
『山武市親田・川崎・戸田  谷間の限界分譲地』の画像

 当ブログは一応「限界ニュータウン探訪記」を名乗ってはいるものの、実際紹介している分譲地は、不動産市場全体から見ればごく小規模な分譲住宅地ばかりで、その立地や利便性は言うに及ばず、都市機能やインフラ面といった視点から見ても、そもそも単独で町として成立する
『吉高台団地  -「千葉ニュータウン」の圏外ー』の画像

 久しぶりのブログ更新になる。ここ最近は特に更新頻度が低くなり、お読みいただいている方には申し訳ないが、特に近頃は私生活が多忙を極め、調査もままならない日が続いていた。その辺りの話は私事になるのでここでは書かないが、気がつけば季節はすっかり春となり、北総
『鶴舞大蔵屋団地』の画像

 前回、山武市横田の分譲地を「誰得ニュータウン」として紹介した記事にコメントを寄せて下さった読者の方より、この分譲地の近隣にある別の分譲地の模様をお伝えいただいた。山武市北部、旧山武町エリアにおいては、前回の「誰得ニュータウン」の分譲地は、別にあれが突出
『山武市埴谷  荒廃したまま利用される分譲地』の画像

 少子高齢化や人口減、都市構造の変化によって縮小が進むこれからの日本の住宅市場において、北総の限界分譲地は、一体どのようなポジションが求められているのだろう。どこにもポジションがないから坪1万円なんですよ、と言われれば返す言葉もないのだが、商品としての不動
『誰得ニュータウン』の画像

 私事になるが、僕たち夫婦が、東京の江東区から八街に引っ越してきて約2年。貸家の更新時期が近づいてきたところで、僕たちは先日購入した芝山町の土地の近くに改めて別の貸家を借りることになり、今回、これまで暮らしていた八街市朝日の貸家を引き払うことになった。 借
『八街市朝日  僕が暮らした限界分譲地』の画像

 現在は周辺自治体と合併して山武市となった旧山武町は、古くから山武杉の産地で知られる、広大な杉林を抱えた丘陵と谷津田が残る静かな田舎町であるが、この町も、成田空港の開港前後からすさまじい乱開発の嵐が吹き荒れた町のひとつである。農地としても利用されていなか
『さんぶの森ホープヒルズ』の画像

 北総や外房方面の限界分譲地の光景を特徴づけるもののひとつとして、空き地に立てられた草刈り業者の看板がある。投機目的で分譲されたこれらの未利用宅地は、所有者のほとんどが遠方(印象として、東京と神奈川が多い)に住んでいて、しかも分譲から長い年月を経た今日で
『富里市十倉  賽の河原の石積みを放擲した分譲地』の画像

 僕がこのブログで紹介している分譲地は、首都圏の一般的な郊外型住宅団地と異なり、都心への通勤を想定して開発されたものではなく、北総に限って言えば、70年代に成田空港の開港を見込んで投機目的で開発されたものがほとんどだ。であるから、そもそも都心への通勤を想定
『NAAの苦難』の画像

 昨今は空き家問題と絡めて、住宅の供給過多の問題がよく取り沙汰される。特に大都市部から遠く離れた地方の小都市や農村では、築年数が経過し補修に多額の費用を要する古家を、無料あるいは10~20万円程度の破格値で入手した、などという話を耳にする機会もあり(僕自身も
『貸家の供給過多』の画像

 バルールド成田は、芝山町役場から徒歩でおよそ20分ほどの立地にある新興住宅地である。「成田」と呼ぶにはかなり無理のある立地条件ではあるが、近隣の著名な地名を借用する分譲地や分譲マンション、会社名は珍しくなく、いまだに「芝山千代田駅」がどこにあるのかわから
『バルールド成田』の画像

 Twitterでは既にお話ししているのだが、僕はここのところ、このブログのための分譲地調査はお休みしている。理由は、実は自分自身の住宅用地の取得に向けて動いていて調査まで手が回らないためだ。そもそもこのブログは、もともと北総エリアで住宅用地や中古住宅を探し続け
『八街市沖 投げ売りが続く最果ての分譲地再訪 』の画像

 今年(2018年)の関東地方は、ほとんど梅雨らしい降雨もないまま早々と梅雨明け宣言してしまい、7月に入るや否や突然の猛暑に襲われ、季節は一気に夏となった。 ところで夏と言えば空き家だが、当ブログで最初に紹介した限界ニュータウンである成田市の「ビバランド団地」は
『夏のビバランド団地空き家カタログ2018』の画像

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