URBANSPRAWL -限界ニュータウン探訪記-

資産価値暴落中! 千葉・茨城の投げ売りニュータウンで意識低い系田舎暮らし

カテゴリ: 空き家

 2018年2月に、僕は八街市朝日にある崩落寸前の廃アパート「アビタシオン・エム」についてのレポート記事を公開した。1988年のバブル期に建設されたこのワンルームアパートは、築年数を考えれば、本来なら現役でもおかしくないはずのものが、専用の駐車場が設けられていない ...

 利便性に難のある限界分譲地がひしめく北総において、ひときわ異彩を放っているのが旧下総町(現・成田市)である。旧下総町には、八街や山武、九十九里平野で星の数ほど見かけるような、開発許可の不要な範囲に留めたミニ開発の分譲地がほとんど見当たらない一方で、開発 ...

 前回の「総武台団地」の記事でも触れたように、開発ブームが始まった1970年代初頭から、バブル崩壊後の90年代初頭頃までにおける新聞紙面上の不動産広告は、そのほとんどが、今日でもその名を聞く大手デベロッパーの手による大型分譲地や分譲マンションの広告である。当ブ ...

 当ブログでは、これまでの訪問記事の中で、特に道路との高低差が大きい擁壁上のひな壇分譲地が抱えるリスクについてたびたび言及している。先に紹介した大洋村の「電柱物件」同様、ひな壇分譲地には、良好な日照や眺望を確保しやすい、道路上から屋内の模様が見えづらくプ ...

 2019年の台風15号通過後、僕は知人の案内で、かつて別荘地の乱開発に晒され、今なお多くの廃別荘が残る茨城県の旧大洋村(現・鉾田市)を訪問したことは既にお伝えした。その光景は、それなりに千葉の限界分譲地は見慣れてきたと内心自負していた僕も強い衝撃を受けたもの ...

 2019年9月9日未明、房総半島南部より上陸した台風15号は、千葉市中央区で風速57mを観測するなど、県内観測史上最大の暴風雨をもたらし、千葉県のみならず、茨城県、神奈川県、そして伊豆諸島まで及ぶ甚大な被害を引き起こした。 その勢力は、地元出身者に「50年ここで暮ら ...

 昨今は空き家問題と絡めて、住宅の供給過多の問題がよく取り沙汰される。特に大都市部から遠く離れた地方の小都市や農村では、築年数が経過し補修に多額の費用を要する古家を、無料あるいは10~20万円程度の破格値で入手した、などという話を耳にする機会もあり(僕自身も ...

 今年(2018年)の関東地方は、ほとんど梅雨らしい降雨もないまま早々と梅雨明け宣言してしまい、7月に入るや否や突然の猛暑に襲われ、季節は一気に夏となった。 ところで夏と言えば空き家だが、当ブログで最初に紹介した限界ニュータウンである成田市の「ビバランド団地」は ...

 成田空港周辺の自治体の中でも、富里市は成田市に隣接し、空港からも至近な距離にあるため、当ブログで紹介している多くの限界ニュータウンと異なり、富里の分譲地は、開発・造成とほぼ同時期に建築されたと思われる、やや築古な家屋(築40年前後)が隙間なく建ち並ぶとこ ...

 「空き家対策特別措置法」が施行されて以降、ニュース番組等で、老朽化し倒壊の恐れのある危険な空き家が、行政によって除却される事例の報道を目にする機会が多くなった。その多くはこれまでにも屋根材や外壁の落下事故、悪臭や不法投棄、果ては不審火などで度々近隣住民 ...

 香取郡の多古町は、成田空港の東側にある、人口およそ15000人の小規模な自治体だ。町域は広く、千葉県内の町村では2位の広さを誇る。千葉は稲作が盛んだが、東北産に比べると千葉産の米は、茨城産と同様、関東ではスーパーなどにおける安売り米というイメージが強い中、多 ...

 このブログは物件情報というよりもその立地や住環境の紹介に主眼を置いていて、特定の物件についての詳細なレビューは、基本的に行っていない。僕は北総の物件情報はアットホームやホームズ、ヤフー不動産などのポータルサイトでほぼ毎日「価格の安い順」に並べ直したうえ ...

 日豊しもふさ緑が丘団地は、以前紹介した成田市成井のビバランド団地の少し西に位置する、総区画数200~300程度の住宅団地である。造成時期もビバランドとほぼ同時期で、分譲後しばらくは住宅建築がまったく進まなかった点も同様だ。団地の読み方は鉄道の日豊本線同様「に ...

 Twitterでは既にお知らせしているのだが、僕は現在私用で千葉を離れていて、限界ニュータウンの探索ができない。そこで今日は「こぼれ話」などと勿体ぶったタイトルで、さもここでしか聞けないような裏話であるかの如く装ったうえで、本来ならばブログに出す価値もないよう ...

  東金市の極楽寺は、八街駅から南におよそ4㎞。八街市と東金市、山武市の境界に位置する古くからの農村地帯である。この辺りは3市の市境が複雑に入り組み、飛び地もいくつか見られるが、東金の市街地からは遠く、住民の多くは日常の買い物などは八街市内で済ませていると ...

 山武市の沖渡(おきわたし)は、旧山武町の中心部であった日向駅周辺よりも、八街駅の方が近い立地にある、八街と山武の境に位置する地区である。八街側にも同名の地区が存在するが、これはまだ交通の発達していなかった昭和20年代、当時の日向村(現山武市)中心部へのア ...

 八街市の沖地区は、総武本線の八街駅からおよそ9km。江戸時代は「小間子牧」と呼ばれた野馬の放牧地だった荒れ地であり、明治維新以降、職を失った士族などの窮民対策事業として開墾が進められた旧開拓地の一つである。今日でも平坦な台地上に広大な畑が広がり、風は吹き荒 ...

 昨今、盛んに取り上げられる空き家問題。利用もされず、かと言って売買されることもなく放置された空き家は日本全国に増加している、と言われる。ここ北総エリアでも空き家を見ることは珍しくない…と言うか、どの住宅街にも必ずと言っていいほど、雑草が繁茂し荒れ果てた ...

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