表題の通り、この度、僕の初の書き下ろし単行本である『限界ニュータウン 荒廃する超郊外分譲地』の発売が決定し、公開の運びとなりましたのでお知らせいたします。発行元は太郎次郎社エディタスで、遅くとも8月までには発売の予定です。タイトルは仮題ですので、変更がありましたらまた再度告知します。
出版のお誘いを頂いたのは昨年(2021年)の3月で、それ以降、週1度程度の締切で原稿を小節ごとに仕上げてきました。当初は今春発売予定だったものが、諸事情で少々遅れてしまいましたが、先日無事に脱稿いたしまして、これから校正と、表紙やレイアウトなどをデザイナーさんに発注し、印刷・製本という流れになると思います。
近日中にアマゾンでの予約も開始されます。進捗があり次第、こちらの告知も更新していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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内容については、商業出版という性質上、当ブログのように、具体的な地名や所在地を明記して個別の分譲地の紹介を行うという内容は難しかったため、千葉県北東部に点在する限界ニュータウンが生まれた背景とその現状、そして、実際に限界ニュータウンの不動産を取得した方や、在住者の方、更には地元の仲介業者様などのご協力もいただきまとめ上げた総論となります。
当初は、当ブログの記事をリライトしてまとめる、という話で始まった企画でしたが、結局ほとんどすべて書き下ろしの形で仕上げることになりました。
口絵や本文中の画像は、カメラマンに依頼して撮影しました。幾つかの限界ニュータウン、限界分譲地においては、必要な許可申請を行い、ドローンを使用した空撮も行っております。僕もまだ、どの画像を使うのかまでは確認していないのですが、画像は豊富に添付したいとの意向を聞いておりますので、ぜひご期待いただければと思います。
コメント
お疲れさまです。
単行本化、おめでとうございます。大いに期待して待ちます。
書籍ということはPCデータとは違い
国立国会図書館や各地の図書館にも納入され
半永久的にデータが残りますね。
さて、今回の書籍には大洋村関連は無しでしょうか?
(先の話になりますが第二弾は大洋村を期待します)
ありがとうございます! 今回の書籍は、主に千葉県北東部なのですが、一部大洋村に言及したところもあります。ただ、大洋村が抱える問題を掘り下げる項目はないので、改めて書きたいですね〜。
実は大洋村の新たな拠点変えを画策している今日このごろです。本の執筆が忙しくてほとんど行けなくなってしまってましたが、そろそろ探索を再開したいのです。
ありがとうございます! 利用価値がないためか、そのまま放置しておけばいい、という意見がどうしても根強いのですが、登記制度がある以上、そうはいかないというのが僕の考えです。将来、どこの土地が必要になるかなんて誰にもわからないですものね。
おめでとうございます!
楽しみで待てません。
仕事の合間に執筆しながら、土地訪問・ブログ・YouTubeとは、かなりご多忙でしたね。お疲れ様でした。
沢山の声が上がっていると思いますが、また是非他県にも足を伸ばしていただきたい^ ^群馬・茨城のレポート面白かったです!
でも、時間がかかるのでなかなか難しいですよね。お住まいの県だからこそ、詳しいレポートがしやすいでしょうし。行政も参考にしているのでは。
伊豆方面もいつかお願いいたします。
ありがとうございます! ブログとYouTubeでは少し方向性やノリが異なるので、おそらく今後は素材確保のための遠征の必要性も出てくると思います。鉾田と嬬恋村はもちろん、その他のエリアも攻めてみたいと考えています。特に僕は静岡県出身ですから、伊豆の現状は個人的にも興味があります。ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
おめでとうございます。継続は力ですね!
ありがとうございます!!
アマゾン、現代日本史売れ筋ランキング1位、おめでとうございます。
ほしいものランキングでも同様なので、やはり予約数が多いのでしょうね。
私は、近くの本屋で探します。もしなければ、そこの本屋で取り寄せします。そうしたら、次は初めから置いてくれるかもしれない^ ^
ありがとうございます! もう少し先の話ですが気長にお待ちください!
九十九里小学校の東、作田川にも宅地造成地があります。
が、10区画程度のうち4区画は住宅あり。
目印は「遺品整理の相創社」
時々周囲を犬と散歩しますが変な場所です(笑
ちゃんと芝刈はされて植栽なども小綺麗にされていますが
側溝がなかったかも知れません。
・・・本須賀作田などの海岸沿いも中途半端な宅地開拓が見られますが・・・
時々人が越して来たりするようです。
自分は平日東京都内に住んでおり、週末は海の自宅へ戻る生活です。
出版おめでとうございます。amazonにて購入いたしました。関東圏JR駅徒歩10分圏内で不動産運用をおこなっている「サラリーマン大家」です。やっと事業的規模をクリアするレベルですが投資に見合うリターンを鑑みるに吉川さんの視点は大変参考になります。また、読み物として大変面白く頷きながら頁をめくる手が止まりません。有象無象の雑音が入ってくるかもしれませんが応援する心あるファンはたくさんいます。心身健康を最優先にご活躍をお祈りしています。