ミニハウス

旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

忘れられた廃別荘(20万円) 

 少し前に動画チャンネルでその模様をお話したが、僕はここ数か月、僕の故郷の静岡県から千葉に移住してきた古い友人の家探しを行っていた。友人は保証人不要のURの賃貸住宅に入居したのだが、僕の家まで土地整備の作業の手伝いに来るのに片道で2時間ほど...
B級別荘地

持たざる者はどこへ行く

 新型コロナウイルスの蔓延がもたらした世情の変化によるものなのか、それとも元々そのような流れにあったのかは、僕にはわからないのだが、当ブログの開設当初と比較しても、北総の不動産市場はすっかり様相が変わってしまった。かつては常に物件サイト...
B級別荘地

大洋村別荘開発小史 ーキョーエイランド興亡記ー

 1970年代の後半より、バブル崩壊後の90年代初頭にかけて、全国に類例を見ないほどの無秩序な別荘地の乱開発が進められてきた茨城県旧鹿島郡大洋村。それは開発ブームのさなか、次々と村外業者の手に渡った山林が、折からの別荘ブームに乗じて首都...
B級別荘地

【資料】パンフレットで見る開発当初の大洋村/ミニ別荘の外壁について

 過日、大洋村のミニ別荘を取得したことによって、読者の方より様々な反響を頂いたのだが、何より驚かされたのは、当ブログの読者の方の中には、大洋村の別荘を所有、あるいはかつて所有していた方が何人もいらっしゃったことである(ツイッターのフォロワー...
B級別荘地

大洋村の建売「ミニ別荘」ガイド ④内装

【前記事からの続き】 ④内装  それでは最後に内装の模様を紹介していきたい。この建物は床面積が約21㎡のワンルームで、バス・トイレ同室、部屋の片隅に流し台と、半間の押し入れが備え付けられている。当時の建売販売業者はどこも数種類の建物タイ...
B級別荘地

大洋村の建売「ミニ別荘」ガイド ③電気・水道・ガス

【前記事からの続き】 ③電気・水道・ガス  電気に関しては、千葉の一部の放棄分譲地と異なり、大洋村の別荘地で電気が供給されていないようなところはないので問題はない。我が家も既にスマートメーターに交換済みで、ご丁寧なことに、もはや長年利用...
B級別荘地

大洋村の建売「ミニ別荘」ガイド ①立地と周辺環境/②外構・外壁材

 現在の旧大洋村の不動産市場における中古住宅の大半は、旧所有者が別荘として建築した注文住宅である。築数年程度の築浅のものから、古いものでも築30年程度で、主要な顧客層が高齢者であるためか、現状でそのまますぐ入居できるよう、ある程度の補修・リ...
B級別荘地

大洋村の別荘を41万円で購入する

 これまで当ブログでは、数回にわたって、茨城県の旧大洋村(現・鉾田市)に残る旧別荘地を紹介してきた。それはほとんど偶然とも言っていい巡り合わせから、特に地縁もない茨城県の片田舎が、一躍当ブログの主要な探索地となったわけだが、調査に赴き記...
B級別荘地

維持管理の差がもたらすもの【前編】  大洋村青山字広畑

 僕自身が現在、茨城県の旧大洋村の別荘地に新たな課題やヒントを見出してることもあって、ここ数回の記事はどれも大洋村の訪問記となっているが、その記事に添えた画像のほとんどが、既に朽ち果てた別荘の廃屋が立ち並ぶ寒々しい光景ばかりなので、読者の方...
B級別荘地

廉価品としての「電柱物件」 大洋村大蔵字札道山・二重作字天神平・汲上字田道

 大洋村の別荘地、それも特に70年代後半〜80年代にかけて開発・分譲された別荘地を特徴づけるもののひとつが、コンクリートブロック基礎や板張りの外壁などの簡素な建材と建築方法によって造られ、立ち並ぶ「ミニ別荘」の存在である。以前紹介した筑波大...
B級別荘地

【番外編】茨城県鉾田市 旧大洋村の廃別荘地

 当ブログは、基本的に僕が居住する千葉県の、主に成田空港周辺と九十九里平野に残る古い旧分譲地の紹介をしているものだが、それらの分譲地の情報源のひとつが、アットホームなどの物件情報ポータルサイトである。  すなわち、限界分譲地を盛んに扱う特...
山武市

誰得ニュータウン

 少子高齢化や人口減、都市構造の変化によって縮小が進むこれからの日本の住宅市場において、北総の限界分譲地は、一体どのようなポジションが求められているのだろう。どこにもポジションがないから坪1万円なんですよ、と言われれば返す言葉もないのだ...
八街市

八街市用草  キャンプ場に隣接する分譲地

 八街は、農地も多く残る田舎町であるのは確かだが、明治時代の開墾地である旧八街村エリアにしろ、江戸時代からの散村が点在する旧川上村にしろ、大方の平坦地は農地として切り開かれており、あとは雑木林などが残るのみで、元々台地上に位置するため山...
B級別荘地

八街市山田台 小屋とタイニーハウスの分譲地

 八街市の山田台は、八街市の最南部に位置する旧開拓地の1つである。「山田台」という地名は、元々東金にある「山田」地区に近接した丘陵上の台地に切り開かれたことに由来するもので、近年開発された新興住宅地によくある「〇〇台」よりはずっと古...
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