アパート

東金市

万策尽きて山河あり

 久々の更新になる。仕事が立て込んでいて、なかなかこのブログの更新に時間を割くことができないどころか、管理画面にアクセスすることもない日が続いていた。更新は行わなくとも、実は今でも限界分譲地は定期的にあちこち訪問してはいるのだが、それは...
八街市

【続報】八街「危険空き家」レポート

 2018年2月に、僕は八街市朝日にある崩落寸前の廃アパート「アビタシオン・エム」についてのレポート記事を公開した。1988年のバブル期に建設されたこのワンルームアパートは、築年数を考えれば、本来なら現役でもおかしくないはずのものが、専...
八街市

この奥にアパート有り

 少し前の報道になるが、2020年9月21日付の『千葉日報』において、不動産ポータルサイト「LIFULL HOME'S」を運営する株式会社LIFULLが、首都圏一都三県の、物件問い合わせ数の増加率を駅ごとに集計したところ、なんと八街(駅)が...
成田市

成田市川上・新田  空港反対闘争の最前線に出現した分譲地

 壮絶を極めた成田空港建設反対運動の歴史において、今日もなお語り継がれる、もっとも凄惨な事件のひとつに「東峰十字路事件」というものがある。これは空港建設予定地の第2次強制代執行が開始された1971年9月16日、成田市天神峰において空港反対派...
八街市

台風15号 危険空き家の倒壊と植樹の倒木リスク【前編】

 2019年9月9日未明、房総半島南部より上陸した台風15号は、千葉市中央区で風速57mを観測するなど、県内観測史上最大の暴風雨をもたらし、千葉県のみならず、茨城県、神奈川県、そして伊豆諸島まで及ぶ甚大な被害を引き起こした。  その勢力は...
芝山町

NAAの苦難

 僕がこのブログで紹介している分譲地は、首都圏の一般的な郊外型住宅団地と異なり、都心への通勤を想定して開発されたものではなく、北総に限って言えば、70年代に成田空港の開港を見込んで投機目的で開発されたものがほとんどだ。であるから、そもそも都...
多古町

ニュータウンと農村の境界線 多古町編② 出沼団地

 出沼(いでぬま)団地は、前回紹介した新堤台の分譲地から直線距離でおよそ1キロほど南に位置する、やはり70年代に造成された旧分譲地だ。こちらは千葉交通のバス路線からは少し離れ、多古町のコミュニティバスのバス停が設置されているが、「出沼団地入...
八街市

八街「危険空き家」レポート

 「空き家対策特別措置法」が施行されて以降、ニュース番組等で、老朽化し倒壊の恐れのある危険な空き家が、行政によって除却される事例の報道を目にする機会が多くなった。その多くはこれまでにも屋根材や外壁の落下事故、悪臭や不法投棄、果ては不審火など...
多古町

五宝つつじヶ丘住宅

 香取郡の多古町は、成田空港の東側にある、人口およそ15000人の小規模な自治体だ。町域は広く、千葉県内の町村では2位の広さを誇る。千葉は稲作が盛んだが、東北産に比べると千葉産の米は、茨城産と同様、関東ではスーパーなどにおける安売り米と...
東金市

東金市滝沢 万策尽きたミニ分譲地

 東金市の滝沢は、東金線の東金駅から北西におよそ9㎞。以前紹介した極楽寺地区同様、やはり八街市との境に位置する静かな農村地帯である。しかし滝沢の場合、総武本線の八街駅からも8㎞ほどの距離があり、隣接する八街側もかなりの僻地のため、周囲は...
限界ニュータウン探訪

限界ニュータウンの賃貸物件と駐車場問題

 千葉の限界ニュータウンの不動産を、買うのではなく、借りて住む場合、地方の農村のように人づてを頼らないと物件が見つからないということはなく、基本的には都市部のそれと変わらない。仲介業者に物件を案内してもらい、入居費用を支払って借りる、と...
成田市

にっぽり団地

 にっぽり団地は、成田駅から空港を超えておよそ12km。旧大栄町の東関東自動車道からほど近い丘陵の先端にある、総区画およそ100区画程度の小さな住宅団地である。自治会名やバス停では平仮名表記の「にっぽり」だが、漢字では東京の同名の地名同...
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