横芝光町

B級別荘地

天乙平第7期木戸浜分譲地

 僕が暮らす千葉県旧匝瑳郡光町(現・山武郡横芝光町)は、主に70~80年代に乱開発された別荘地が、今でもいたるところに残されている。「別荘地」と言っても、軽井沢や那須高原にある別荘地のように、入り口に管理事務所があって、管理会社が道路や...
放棄住宅地

廃新天地を探す

   我が家がある横芝光町の賃貸物件は近頃賃料が高いうえ、正直言って魅力的な物件もないので、今日も人の住まない荒れた分譲地の踏査を行ってきた。空き地にコンテナを置けばとりあえず風雨はしのげるが、無住の分譲地は電柱や水道がないところが多く、...
B級別荘地

連絡が取れない空き家

 別に言い訳をするわけではないが、現在暮らす横芝光町木戸の分譲地からの転出を決めて、直ちに動画チャンネルを畳む決意をしたわけではない。同様の企画が継続できそうな別の分譲地をいくつかピックアップし、その地で新生活を行う傍ら、企画を進めてい...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

津波と塩害

 僕の住む家がある横芝光町の分譲地は、往時は海水浴場として賑わった木戸浜海岸から直線距離で1kmにも満たない。近くには栗山川も流れ、町が発行するハザードマップでは、もちろん我が家の分譲地も含め、周辺一帯は浸水リスクの高い地域として青く染まっ...
旧光町

所有者不明土地特別措置法・その後

 先日「所有者不明土地特別措置法」の記事において、僕は、自宅の向かいにある、解散した法人名義の公園跡について、横芝光町役場の環境防災課に、現在の所有者(権利者)への連絡を依頼したところまでお伝えした。今回、その件について役場側より返答が...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

固定資産税評価額

 2年ほど前に、僕は今住んでいる借家の近くにある、別荘らしき老朽化した家屋の所有者を登記簿で調べ、30万円で購入したい旨を申し入れたことがあった。  当初は、2つ返事で了承をもらえて、壁も剥がれ、かなり傷みの進んでいた家ではあったものの、...
原野商法

横芝光町遠山 入口を塞がれた放棄分譲地

   巷で一般的に言われる「原野商法」の土地というものは、単に公図上でのみ、あたかも住宅地であるかのように分筆・区画割りがしてあるだけで、現地では一切の造成工事も行なわれていない原野や山林のままであるのが通例である。図面上では住宅地のよう...
放棄住宅地

横芝光町母子 欲望が渦巻いた水田地帯の放棄分譲地

 北総に限らず現代の郊外や地方部では、旧来の市街地が商業地としての求心力を失う一方、幹線道路沿いなどに残されていた、元々水田などの農地だったところに大型の商業施設が進出し、その周辺に新たな市街地や住宅地が形成される光景がごく一般的なもの...
放棄住宅地

横芝光町木戸 電気なし・上水道完備の放棄住宅地

 横芝光町は、僕が知る限りでも、家屋が一棟もない小規模な放棄分譲地の多い町である。区画数にして10〜50区画程度の、すべて空き地のまま放置されている分譲地は、現地に出向くまでもなく、グーグルマップや国土地理院の空撮写真を念入りに観察して...
B級別荘地

横芝光町屋形 農村集落の廃別荘地

 このブログで紹介している分譲地の所在地の情報収集は、主に物件サイトの売地情報や、草刈業者のホームページなどから所在地を特定して行っている。限界分譲地は、中古物件と違って開錠の必要があるわけでもなく、その価格を考えても、果たして買う気が...
旧光町

所有者不明土地特別措置法

 先日、僕はサブブログにおいて「鉄クズ買取」と題した一本の記事を公開した(現在は非公開)。それは、僕の自宅の前にある、今は解散して存在しない法人名義のまま放置されている公園跡地を整備した際、不法投棄されていた金属ゴミを買取業者に持ち込ん...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

謎の排水溝

 秋頃の話になるが、僕の妻が庭(と言うより、借家の隣りにある僕が購入した更地の区画)の草むしりをしていたら、雑草や土に埋もれていて見えなくなっていたマンホールのフタを発見した。  この土地は、分譲当初から今日に至るまで建物が建てられた...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

持ち主のいないゴミ捨て場

 我が家のすぐ前にはゴミ集積場の区画がある。規模の小さなミニ開発分譲地は、そういった日常生活に必須のごく基本的な設備すら省いていることも珍しくない中、ここの分譲地はゴミ捨て場の他に公園(跡地)もあり、まあまあ及第点と言える。  4世帯しか...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

近所のゴミ

 我が家の近所には所々に不法投棄のゴミがある。バイクも1台捨てられている。誰が捨てたのだろうと思っていたら、どうやらうちの家のすぐ近くにある別荘の、前オーナーのおっさんが捨てていったものらしい。  同じ分譲地に住むお母さんが言うには、...
B級別荘地

持たざる者はどこへ行く

 新型コロナウイルスの蔓延がもたらした世情の変化によるものなのか、それとも元々そのような流れにあったのかは、僕にはわからないのだが、当ブログの開設当初と比較しても、北総の不動産市場はすっかり様相が変わってしまった。かつては常に物件サイト...
放棄住宅地

太陽光パネル基地と化した「湖沼の分譲地」跡

 2019年の8月に、僕は横芝光町に今も残されている海跡湖である「乾草沼(ひぐさぬま)」のど真ん中に開発された謎の分譲地を紹介している(参照「横芝光町宮川 湖沼に囲まれた分譲地」)。それはそのタイトル通り、四方を沼地に囲まれた陸地部分に...
B級別荘地

取り残される限界分譲地

 僕が現在暮らしている旧匝瑳郡光町(現・山武郡横芝光町。2006年に旧横芝町と合併)は、九十九里平野の自治体の中でも、特に分譲地の乱開発が進められた町の一つである。町内には今でも、高度成長期からバブル期にかけて開発された、およそ「まちづ...
旧光町

限界分譲地の使い道を模索する⑤

 僕が横芝光町の旧分譲地の1区画を20万円で取得してから、まもなく2年が経過する。購入当初は足を踏み入れる余地もないほど雑草や雑木に覆われていた単なる荒れ地にすぎなかったが、草を刈ってみたり、砂利を敷いてコンテナを置いてみたり、薪棚を作...
放棄住宅地

横芝光町宮川  復旧の妨げとなる放棄分譲地

 このブログは、これまで訪問した分譲地のすべてを記事にしている訳ではなく、むしろどちらかと言えば訪問しても記事にしないことの方が多い。物件広告を見て、気になって見学しに行っただけの場合はまず記事にしないし、記事にするつもりで訪問しても、...
旧光町

限界分譲地の使い道を模索する④

 前回の記事で僕は、本来は物置用地として取得した分譲地に、結局貸家を借りて住まいを確保したことをお伝えした。既に述べたように、これは当初はまったく想定していなかったことで、したがってこの物置用地は、元々は単なる売値の安さと、周辺の家屋の...
旧光町

限界分譲地の使い道を模索する③

 これまで、「限界分譲地の使い道を模索する」と題して、当ブログ上で2回にわたってその整備の状況をお伝えしてきた、僕自身が所有する横芝光町の限界分譲地であるが、今年(2020年)年初に記事を更新して以来、10ヶ月間、続報を伝えることもない...
旧光町

横芝光町木戸  限りなく無償に近い分譲地

 先日、読者の方より、僕が所有する横芝光町木戸の物置用地からも遠くない別の限界分譲地に、44坪で10万円の売地情報が、レインズ(不動産流通標準情報システム)に掲載されているとの情報を頂いた。物件広告には100万円の売値が記載されているの...
B級別荘地

限界分譲地の使い道を模索する②

 以前「限界分譲地の使い道を模索する」の記事でお伝えしたように、僕は現在、分譲地の探索を続ける傍らで、横芝光町の海岸近くにある寂れた別荘地を1区画入手し、物置用地として利用すべく整備を進めており、その模様はTwitter上で断片的にお伝...
放棄住宅地

横芝光町宮川  湖沼に囲まれた分譲地

 すでに現代史の一断面として広く知られているように、成田空港はその計画当初から、建設予定地近隣の住民による激しい建設反対運動にさらされてきた。収用予定地となった地域の住民の一部に極左団体が合流し反対運動は先鋭化し、空港やその関連施設はたびた...
旧光町

限界分譲地の使い道を模索する

 当ブログでは、これまで千葉県の郊外に散在する、ほとんど需要のなくなった「限界分譲地」に的を絞って探索してきた。それらの分譲地は、もちろん当初から住宅用地としての利用を想定して開発されたものもあるが、既に繰り返し述べてきたように、多くの場合...
B級別荘地

横芝光町木戸 海水浴場を失った海辺の分譲地

 千葉県北部の太平洋側沿岸には、既に語るまでもなくご存知の通り、九十九里浜と呼ばれる、およそ60㎞にも及ぶ広大な砂浜が広がっている。夏になれば、その砂浜の各所で海水浴場が設置され、関東各地から行楽客が訪れるマリンレジャーの一大スポットとなる...
お知らせ

横芝光町宮川 川沿いの分譲地再訪  読者からのご意見に対する訂正と反論

 2017年の12月に、僕は横芝光町の宮川にある分譲地を訪問して記事を一つ投稿した。それからしばらく当該記事には、一つのコメントも付くことなく、また一時的にアクセスが急増することもなく、僕自身その記事自体を忘れていたものであるが、つい先...
旧光町

横芝光町宮川 川沿いの忘れられた分譲地

(2018年6月8日追記)  コメント欄よりご指摘を受けていますが、この記事には事実誤認による誤った情報がいくつか含まれております。追記として訂正もしてありますが、再調査も行っておりますのでそちらも併せてご覧いただければと存じます。 ...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました