吉川祐介

旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

ラブホテル

 前々から調子は良くなかったのはわかっていたのだが、昨日、我が家の給湯器がついに故障してしまい、蛇口からお湯が一切出なくなってしまった。  以前「プロパンガス対抗策」の記事で、我が家ではガス代節約のために、水槽用のヒーターを利用して保温を...
成田市

成田市小野 竹林に破壊される放棄住宅地の再調査

 すでにお知らせなどでも通知しているが、僕は今回、改めて動画チャンネルを創設し、放棄分譲地の紹介動画を作成して公開した。これまで人から奨められる機会はあっても、積極的に取り組むこともなかった動画作成を、ここに来て突然始めた理由は、色々な...
お知らせ

動画『【放棄ニュータウン】成田の放棄分譲地 予約済みの崖』を投稿しました。

 最近はお知らせばかりで恐縮ですが、表題の通り、YouTubeチャンネルに新作動画を投稿しましたのでお知らせいたします。  今回は、成田市の小野にある放棄分譲地を動画化したものです。荒れすぎていて、動画で見てもわけわからないかもしれま...
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旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

メディアと視覚効果

 YouTubeに動画を投稿したことで、Twitterのフォロワーさんからもご感想をいただく機会が多々あったのだけど、特に多かったのが、文章では見えてこなかった、放棄分譲地の周囲の模様や全容などが、映像でよくわかった、というものだった。 僕...
お知らせ

『楽待不動産投資新聞』に記事を寄稿しました。

 表題の通り『楽待不動産投資新聞』に新記事を寄稿しましたのでお知らせいたします。今回の記事は、昭和の時代に横行した「原野商法」の手口を解説したものです。 「昭和の『原野商法』、70年代の新聞広告が映す投機ブームの狂乱」(楽待不動産投資新聞...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

怒りのマイクレビュー

 YouTube動画の制作開始にあたって、編集ソフトのほか、機材として買い揃えたものはいくつかあるのだが、失敗したのはマイクである。  僕は独り言を話す習慣がなく、撮影しながら即興でナレーションを入れるのは難しいので、ナレーションは別...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

動画作成

 メインブログで既に告知しているので、このサブブログを読んでくれている方はもうご存知だと思うけど、昨日、僕はYouTubeに新しく専用のチャンネルを開設し、八街の放棄分譲地に関する自作の動画を一本公開した。  動画制作については少し前...
お知らせ

YouTubeに放棄分譲地探索の動画を公開しました

   表題の通り、今回、YouTubeに新しいチャンネル「資産価値ZERO -限界ニュータウン探訪記-」を開設し、動画を初投稿しました。  正直言って、編集がものすごく大変だったので、あんまり再生もされないようだったら、ちょっとこの...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

コンプレックス

 インターネット上でのライブ配信中に、身体的特徴について乱暴な意見を述べたあるエンターテイナーが、激しい非難にさらされたのちに、所属していたチームから契約を解除されたというニュースを目にした。その人物については、僕は何も知識がないので、ここ...
放棄住宅地

横芝光町母子 欲望が渦巻いた水田地帯の放棄分譲地

 北総に限らず現代の郊外や地方部では、旧来の市街地が商業地としての求心力を失う一方、幹線道路沿いなどに残されていた、元々水田などの農地だったところに大型の商業施設が進出し、その周辺に新たな市街地や住宅地が形成される光景がごく一般的なもの...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

雪が降る

 僕が生まれた静岡市はほとんど降雪のない地域で、20年間暮らしたうち、雪が積もったのは2回だけ。その2回とも、寝ている間に雪が降り、朝起きたら積もっていたもので、僕は高校卒業後に関東に出てくるまで、空から雪が降ってくる光景を見たことがなかっ...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

フードバンクと肥満リスク

 僕は長年、自他ともに認めるヘビースモーカーであった。比較的自己判断で喫煙の時間を取ることが可能な仕事に就く機会が多かったのもあり、1日40本以上に及んでいた習慣を改める意思もなく、20年間に渡って漫然と喫煙を続けていた。  タバコを...
放棄住宅地

横芝光町木戸 電気なし・上水道完備の放棄住宅地

 横芝光町は、僕が知る限りでも、家屋が一棟もない小規模な放棄分譲地の多い町である。区画数にして10〜50区画程度の、すべて空き地のまま放置されている分譲地は、現地に出向くまでもなく、グーグルマップや国土地理院の空撮写真を念入りに観察して...
B級別荘地

横芝光町屋形 農村集落の廃別荘地

 このブログで紹介している分譲地の所在地の情報収集は、主に物件サイトの売地情報や、草刈業者のホームページなどから所在地を特定して行っている。限界分譲地は、中古物件と違って開錠の必要があるわけでもなく、その価格を考えても、果たして買う気が...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

不審者

 僕が様々な限界分譲地を歩き始めたのは、元々は自分が個人的に使うための土地を探していたためであり、そんな話を広く公開するつもりもまったくなかったが、軽い気持ちでブログを書き始めてからは、土地を買うためではなく、ブログを書くための分譲地巡...
旧光町

所有者不明土地特別措置法

 先日、僕はサブブログにおいて「鉄クズ買取」と題した一本の記事を公開した(現在は非公開)。それは、僕の自宅の前にある、今は解散して存在しない法人名義のまま放置されている公園跡地を整備した際、不法投棄されていた金属ゴミを買取業者に持ち込ん...
お知らせ

「楽待不動産投資新聞」に記事を寄稿しました

 表題の通り、『楽待不動産投資新聞』に記事を寄稿しましたのでお知らせいたします。 記事リンク:「戸建とアパートで明暗、負の遺産『限界ニュータウン』の今」 (楽待不動産投資新聞)  楽待不動産投資新聞は会員登録が必要ですが、無料で登録でき...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

謎の排水溝

 秋頃の話になるが、僕の妻が庭(と言うより、借家の隣りにある僕が購入した更地の区画)の草むしりをしていたら、雑草や土に埋もれていて見えなくなっていたマンホールのフタを発見した。  この土地は、分譲当初から今日に至るまで建物が建てられた...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

持ち主のいないゴミ捨て場

 我が家のすぐ前にはゴミ集積場の区画がある。規模の小さなミニ開発分譲地は、そういった日常生活に必須のごく基本的な設備すら省いていることも珍しくない中、ここの分譲地はゴミ捨て場の他に公園(跡地)もあり、まあまあ及第点と言える。  4世帯しか...
旧サブブログ: 海辺の限界分譲地

近所のゴミ

 我が家の近所には所々に不法投棄のゴミがある。バイクも1台捨てられている。誰が捨てたのだろうと思っていたら、どうやらうちの家のすぐ近くにある別荘の、前オーナーのおっさんが捨てていったものらしい。  同じ分譲地に住むお母さんが言うには、...
小値賀町

【番外編】野崎島の話

 2022年1月16日から19日にかけて、長崎県の五島列島の小値賀島(おぢかじま・長崎県北松浦郡小値賀町)と野崎島を訪問した。僕は10年ほど前に、同地域を含めた五島列島を旅行したことがあったのだが、当時、旅行中に撮影した写真はHDDの故...
芝山町

ジモティーで土地を売る

 このブログでも時折紹介はしているが、僕はこのブログを開設してから、現在までに合計で3つの分譲地を購入している。まず1つ目が、芝山町の「ハニワ台ニュータウン」にある36坪の宅地、2つ目が、現在暮らしている横芝光町の貸家の隣にある30坪の...
東金市

万策尽きて山河あり

 久々の更新になる。仕事が立て込んでいて、なかなかこのブログの更新に時間を割くことができないどころか、管理画面にアクセスすることもない日が続いていた。更新は行わなくとも、実は今でも限界分譲地は定期的にあちこち訪問してはいるのだが、それは...
お知らせ

『楽待不動産投資新聞』に記事を寄稿しました。

 表題の通り、『楽待不動産投資新聞』に記事を寄稿しました。商業メディアに記事を掲載させていただく機会は以前もありましたが、千葉の限界分譲地に関する記事を寄稿させていただくのは今回が初めてになります。 記事リンク:『「限界ニュータウン」...
八街市

【続報】八街「危険空き家」レポート

 2018年2月に、僕は八街市朝日にある崩落寸前の廃アパート「アビタシオン・エム」についてのレポート記事を公開した。1988年のバブル期に建設されたこのワンルームアパートは、築年数を考えれば、本来なら現役でもおかしくないはずのものが、専...
富里市

両国南団地

 富里市の南東部、成田空港からはほぼ真南の、芝山町との境界付近に「両国」と呼ばれる地域がある。「両国」とは読んで字の如く、この地が旧国名である下総国(印旛郡)と上総国(武射郡)の国境付近に位置したことに由来するものだが、今日においても両...
B級別荘地

持たざる者はどこへ行く

 新型コロナウイルスの蔓延がもたらした世情の変化によるものなのか、それとも元々そのような流れにあったのかは、僕にはわからないのだが、当ブログの開設当初と比較しても、北総の不動産市場はすっかり様相が変わってしまった。かつては常に物件サイト...
山武市

「貸家の供給過多」のその後

 これまで投稿してきた記事の中で、通常より大きなアクセス数を頂けたものはいくつかあるのだが、その中でも特に反響の大きかった記事のひとつが、2018年9月に投稿した「貸家の供給過多」である。これは、山武市の板中新田にある限界分譲地に、わず...
成田市

ビバランド団地(成田第6北総ハイランド)

 投稿の順番が前後したので初回の記事ではないのだが、当ブログで第1回目の訪問記事として作成したのが、旧下総町(現・成田市)にある「ビバランド団地」である。この団地は、最初の紹介記事でも言及したように『都市をたたむ』(饗庭伸著・花伝社)で...
お知らせ

当ブログについて

 数日前に、YouTubeの「不動産投資の楽待」チャンネルに出演した際の動画が公開されてから、当ブログは過去に例のないほどのアクセスを頂いていました。当初は僕もその反響を喜び、動画の再生回数やコメント欄を頻繁に確認したのですが、再生回数...
B級別荘地

サンハイツ白樺の里(旧磯村建設別荘地)番外編 ボツ画像消化

 今回の白樺の里の訪問記事に限らず、通常、分譲地調査で撮影した画像の大部分はブログに掲載していない。それら未公開画像は、ブログ投稿後によくTwitter上で「ボツ画像消化」と称して、たいした説明文を加えることもなく適当に紹介して終わりに...
B級別荘地

サンハイツ白樺の里(旧磯村建設別荘地)⑥ それでも続く賃貸経営(第2・3・5期)

(管理事務所より画像削除の依頼がありましたので、文中「第2期」の画像はすべて削除してあります)  さて、前回の記事は「サンハイツ白樺の里」の第1期分譲地に展開する、アパート型別荘が並ぶブロックをくまなく歩いて探索した。第1期、第2期、第3...
B級別荘地

サンハイツ白樺の里(旧磯村建設別荘地)⑤ 高原のゴーストタウン(第1期)

 ここ数日にわたって、僕は磯村建設の旧別荘地である「サンハイツ白樺の里」の訪問記を数回に分けて投稿してきた。今回の訪問で見た光景は、これまで紹介してきた千葉の限界分譲地とは一体何だったのか、と思わず考えさせられてしまうほど、回復不能と言って...
B級別荘地

サンハイツ白樺の里(旧磯村建設別荘地)④ 区分所有の2階建て木造アパート

 さて、ここまでは主に、サンハイツ白樺の里の別荘地内に残された、磯村建設自身が運営していた集客施設の紹介を行ってきた。レストラン跡、バーべキュー場跡、ローラースケート場跡、テニスコート跡、会員制宿泊施設と、そのいずれもが既に使われること...
B級別荘地

サンハイツ白樺の里(旧磯村建設別荘地)③ 共倒れの会員制リゾート施設

(前回からの続き)  続いては、前回の記事で紹介したテニスコート跡の東隣、既に深い雑木林と化した敷地の奥で、ひときわ巨体な廃墟となって異様な姿を晒している「ビラ軽井沢」なる施設の踏査を行うことにした。名称からして既に騙す気満々なこの「...
B級別荘地

サンハイツ白樺の里(旧磯村建設別荘地)② 保全処分のまま放置されたレストラン跡

(「序」からの続き)  では、実際に鬼押出し園側の入り口からサンハイツ白樺の里に進入してみることにした。入口からしばらくの間は、木立の合間に切り開かれた直線路が続く気持ちの良い道だが、やがて頭上に「白樺の里 管理事務所」と書かれたアー...
B級別荘地

サンハイツ白樺の里(群馬県嬬恋村・旧磯村建設別荘地) 序

 このブログをお読みいただいている読者の方は、おそらく「磯村建設」という開発業者の社名を、一度は耳にしたことがある方も多いと思う。僕自身も、これまで磯村建設については、名前こそ知っていたものの深く掘り下げる機会はなかったので、あるいは僕など...
佐倉市

【番外編】佐倉市坪山新田 違反建築が横行する市街化調整区域の分譲地

 このブログで紹介している分譲地が位置する北総の自治体の大半は、今も市街化区域と市街化調整区域の区分けが行われていない、所謂「非線引き」区域に属している。線引き済みの自治体における市街化調整区域の建築制限は厳格なもので、北総の自治体には...
原野商法

疲労する不動産登記情報

 宝島社が発行する『田舎暮らしの本』2021年2月号誌上における企画「第9回住みたい田舎ベストランキング"子育て世代が住みたい田舎部門"」において、全国第8位にランクインしたという香取郡多古町。多古町はそれ以前よりも、成田空港に近接した...
放棄住宅地

太陽光パネル基地と化した「湖沼の分譲地」跡

 2019年の8月に、僕は横芝光町に今も残されている海跡湖である「乾草沼(ひぐさぬま)」のど真ん中に開発された謎の分譲地を紹介している(参照「横芝光町宮川 湖沼に囲まれた分譲地」)。それはそのタイトル通り、四方を沼地に囲まれた陸地部分に...
B級別荘地

取り残される限界分譲地

 僕が現在暮らしている旧匝瑳郡光町(現・山武郡横芝光町。2006年に旧横芝町と合併)は、九十九里平野の自治体の中でも、特に分譲地の乱開発が進められた町の一つである。町内には今でも、高度成長期からバブル期にかけて開発された、およそ「まちづ...
お知らせ

「楽待不動産投資新聞」にインタビュー記事が掲載されました

 表題の通り、2021年6月7日公開の「楽待不動産投資新聞」に、限界ニュータウンに関する僕のインタビュー記事が掲載されました。執筆者は、当ブログ開設間もない頃よりたびたびお世話になっているライターの鳴海侑さん(Twitter: @mis...
旧光町

限界分譲地の使い道を模索する⑤

 僕が横芝光町の旧分譲地の1区画を20万円で取得してから、まもなく2年が経過する。購入当初は足を踏み入れる余地もないほど雑草や雑木に覆われていた単なる荒れ地にすぎなかったが、草を刈ってみたり、砂利を敷いてコンテナを置いてみたり、薪棚を作...
成田市

成田市多良貝・一坪田  排水垂れ流しの分譲地

 昨今は、新型コロナウイルス蔓延の長期化が影響しているのか、北総エリアでは恒常的に格安中古住宅の品不足が続いている。当ブログ開設当初は、八街や山武周辺であれば、200~300万円台クラスの中古住宅を見かける機会は珍しくなく、そもそもその...
成田市

つつじヶ丘団地

 利便性に難のある限界分譲地がひしめく北総において、ひときわ異彩を放っているのが旧下総町(現・成田市)である。旧下総町には、八街や山武、九十九里平野で星の数ほど見かけるような、開発許可の不要な範囲に留めたミニ開発の分譲地がほとんど見当た...
成田市

成田市名木 無風の分譲地

 現在も延伸工事が続く、首都圏外縁部の環状型高規格幹線道路である「首都圏中央連絡自動車道」(通称「圏央道」)。千葉県内においては、北から神崎町から旧下総町、旧大栄町を結び、未開通区間である大栄IC〜松尾横芝IC間を挟み、山武、東金、大網...
放棄住宅地

茂原市弓渡 詐欺の道具として使われた分譲地

 先日、僕は「限界分譲地に跋扈する違反業者」の記事の中で、かつての原野商法の被害者だけでなく、一応は住宅用地としても使われている限界分譲地の不在地主もまた、不誠実な業者のターゲットにされてしまっている実情をお伝えした。長年塩漬けにした分...
山武市

「成東・南郷台」分譲地

 これまで公開した記事の中で、僕は何度か、分譲地の販売当時の新聞広告を紹介しているが、これらの広告はすべて図書館にある新聞の縮刷版を当てずっぽうに探して見つけたものを複写している。紙面広告には報道記事のような索引もなく、1か月ごとに刊行...
栄町

【番外編】郊外団地の使い道

 人口増と地価高騰、そして都市の肥大化が急速に進んだ70年代以降の日本は、単純に郊外の開発が進んだというだけでなく、そこに住む人々の住まいのあり方も大きく変貌した。幾部屋もの続き間で構成された伝統的な日本家屋は、家族一人一人のプライベートな...
原野商法

限界分譲地に跋扈する違反業者 後編

※前編からの続き  昨年の末頃の話になるが、成田市内のとある分譲地に位置する物件を所有する僕の知人の元に、東京都中央区に本社を構える不動産業者のA社からパンフレットが届いた。複数の土地家屋を所有・管理する知人は、これまでにも前編で紹介した...
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