放棄住宅地 横芝光町宮川 復旧の妨げとなる放棄分譲地 このブログは、これまで訪問した分譲地のすべてを記事にしている訳ではなく、むしろどちらかと言えば訪問しても記事にしないことの方が多い。物件広告を見て、気になって見学しに行っただけの場合はまず記事にしないし、記事にするつもりで訪問しても、... 2020.10.25 放棄住宅地旧光町横芝光町限界ニュータウン探訪
旧光町 限界分譲地の使い道を模索する④ 前回の記事で僕は、本来は物置用地として取得した分譲地に、結局貸家を借りて住まいを確保したことをお伝えした。既に述べたように、これは当初はまったく想定していなかったことで、したがってこの物置用地は、元々は単なる売値の安さと、周辺の家屋の... 2020.10.18 旧光町横芝光町限界ニュータウン探訪
旧光町 限界分譲地の使い道を模索する③ これまで、「限界分譲地の使い道を模索する」と題して、当ブログ上で2回にわたってその整備の状況をお伝えしてきた、僕自身が所有する横芝光町の限界分譲地であるが、今年(2020年)年初に記事を更新して以来、10ヶ月間、続報を伝えることもない... 2020.10.11 旧光町横芝光町限界ニュータウン探訪雑記
山武市 成東松ケ谷団地 前回の「総武台団地」の記事でも触れたように、開発ブームが始まった1970年代初頭から、バブル崩壊後の90年代初頭頃までにおける新聞紙面上の不動産広告は、そのほとんどが、今日でもその名を聞く大手デベロッパーの手による大型分譲地や分譲マン... 2020.08.30 山武市旧成東町限界ニュータウン探訪
八街市 総武台団地 先日、別の記事の執筆にあたり、過去の新聞報道記事を参考資料として引用するため、図書館に赴いて朝日新聞や読売新聞などの全国紙の縮刷版に目を通す機会があった。その際気付いたのは、70年代から80年代にかけての新聞紙面広告、それも週末のものは、... 2020.08.30 八街市限界ニュータウン探訪
B級別荘地 大洋村別荘開発小史 ーキョーエイランド興亡記ー 1970年代の後半より、バブル崩壊後の90年代初頭にかけて、全国に類例を見ないほどの無秩序な別荘地の乱開発が進められてきた茨城県旧鹿島郡大洋村。それは開発ブームのさなか、次々と村外業者の手に渡った山林が、折からの別荘ブームに乗じて首都... 2020.08.19 B級別荘地旧大洋村紛争・事件鉾田市
旧光町 横芝光町木戸 限りなく無償に近い分譲地 先日、読者の方より、僕が所有する横芝光町木戸の物置用地からも遠くない別の限界分譲地に、44坪で10万円の売地情報が、レインズ(不動産流通標準情報システム)に掲載されているとの情報を頂いた。物件広告には100万円の売値が記載されているの... 2020.07.26 旧光町横芝光町限界ニュータウン探訪
山武市 山武市松尾町古和 農村集落の合間に出現した「ニュー集落」 70年代半ばから開発が始められた千葉県の限界分譲地は、既存の農村集落からは離れた山林や田畑の片隅に位置するものが多い。元々は土着の地主が所有していた山林や農地を、開発業者が取得して開発を進めたものだが、地主にしても、自宅から近い田畑や... 2020.07.11 山武市旧松尾町限界ニュータウン探訪
原野商法 【資料】開発ブームに紛れた「原野商法」 (読者様提供情報) 2020年7月5日加筆更新 当ブログにおいて紹介している、千葉県の限界分譲地の多くは1970年代の開発・分譲である。実際に造成工事が開始されたり、また宅地として一般の住宅取得者に利用されるまでには分譲地によって違いがあるが、事業の計画自体は、多くが開発ブームに沸... 2020.07.06 原野商法
お知らせ 【お知らせ】「アーバンライフメトロ」に記事を寄稿しました。 表題の通り、縁あって今回、東京都内の話題を精力的に発信するウェブマガジン「アーバンライフメトロ」に、記事を寄稿させていただきました。 寄稿記事 葛飾・足立・江戸川区はブランド化されずにひっそり残った「等身大の解放区」だ【連載】東京下町... 2020.06.19 お知らせ
B級別荘地 【資料】パンフレットで見る開発当初の大洋村/ミニ別荘の外壁について 過日、大洋村のミニ別荘を取得したことによって、読者の方より様々な反響を頂いたのだが、何より驚かされたのは、当ブログの読者の方の中には、大洋村の別荘を所有、あるいはかつて所有していた方が何人もいらっしゃったことである(ツイッターのフォロワー... 2020.06.14 B級別荘地旧大洋村鉾田市
B級別荘地 大洋村の建売「ミニ別荘」ガイド ④内装 【前記事からの続き】 ④内装 それでは最後に内装の模様を紹介していきたい。この建物は床面積が約21㎡のワンルームで、バス・トイレ同室、部屋の片隅に流し台と、半間の押し入れが備え付けられている。当時の建売販売業者はどこも数種類の建物タイ... 2020.06.10 B級別荘地旧大洋村鉾田市
B級別荘地 大洋村の建売「ミニ別荘」ガイド ③電気・水道・ガス 【前記事からの続き】 ③電気・水道・ガス 電気に関しては、千葉の一部の放棄分譲地と異なり、大洋村の別荘地で電気が供給されていないようなところはないので問題はない。我が家も既にスマートメーターに交換済みで、ご丁寧なことに、もはや長年利用... 2020.06.09 B級別荘地旧大洋村鉾田市
B級別荘地 大洋村の建売「ミニ別荘」ガイド ①立地と周辺環境/②外構・外壁材 現在の旧大洋村の不動産市場における中古住宅の大半は、旧所有者が別荘として建築した注文住宅である。築数年程度の築浅のものから、古いものでも築30年程度で、主要な顧客層が高齢者であるためか、現状でそのまますぐ入居できるよう、ある程度の補修・リ... 2020.06.09 B級別荘地旧大洋村鉾田市
B級別荘地 大洋村の別荘を41万円で購入する これまで当ブログでは、数回にわたって、茨城県の旧大洋村(現・鉾田市)に残る旧別荘地を紹介してきた。それはほとんど偶然とも言っていい巡り合わせから、特に地縁もない茨城県の片田舎が、一躍当ブログの主要な探索地となったわけだが、調査に赴き記... 2020.06.03 B級別荘地旧大洋村鉾田市
お知らせ 【総訪問者数20万人達成記念】20万円の限界分譲地探訪記 突然のご報告となりますが、おかげさまで、当ブログは2020年5月22日付で、総訪問者数が延べ20万人に到達しました。開設からおよそ2年半、どこに需要があるのかもわからないまま細々と更新を続けてきましたが、地域の文化や名物を何ひとつとし... 2020.05.22 お知らせ放棄住宅地東金市限界ニュータウン探訪
山武市 山武市松尾町山室 農村の片隅で買い手を待ち続ける放棄分譲地 放棄分譲地というものは、当ブログでもこれまでいくつか紹介してきている。その中にはTwitter上で大きな反響を頂いた記事もあるが、実は僕はこれまで、訪問し、実際に踏査はしたものの、結局記事にすることなくボツにした放棄分譲地がいくつかある。... 2020.05.18 山武市放棄住宅地旧松尾町限界ニュータウン探訪
山武市 山武市小松 原野に還る旧分譲地 成田空港の経済圏である北総台地上の限界分譲地と比較すると、九十九里平野にある分譲地は空地の比率が高い。九十九里平野に造成された分譲地は、名目としてはあくまで別荘地として販売されたものが、地価狂乱の時代に、定住用の一般住宅用地として利用... 2020.05.17 山武市放棄住宅地旧成東町限界ニュータウン探訪
成田市 成田市川上・新田 空港反対闘争の最前線に出現した分譲地 壮絶を極めた成田空港建設反対運動の歴史において、今日もなお語り継がれる、もっとも凄惨な事件のひとつに「東峰十字路事件」というものがある。これは空港建設予定地の第2次強制代執行が開始された1971年9月16日、成田市天神峰において空港反対派... 2020.05.16 成田市放棄住宅地紛争・事件限界ニュータウン探訪
B級別荘地 維持管理の差がもたらすもの【後編】 大洋村青山字広畑 【前編からの続き】 「真鍋レポート」で扱われた分譲地を離れたあとは、さらに奥の分譲地へと足を運んでみる。航空写真を見るとよくわかるのだが、この先の分譲地は、ここまで訪問した、直線の私道の脇に均等に区画割りされた分譲地ではなく、入り組んだ... 2020.05.05 B級別荘地旧大洋村鉾田市限界ニュータウン探訪
B級別荘地 維持管理の差がもたらすもの【前編】 大洋村青山字広畑 僕自身が現在、茨城県の旧大洋村の別荘地に新たな課題やヒントを見出してることもあって、ここ数回の記事はどれも大洋村の訪問記となっているが、その記事に添えた画像のほとんどが、既に朽ち果てた別荘の廃屋が立ち並ぶ寒々しい光景ばかりなので、読者の方... 2020.04.30 B級別荘地旧大洋村鉾田市限界ニュータウン探訪
成田市 1987年の限界分譲地の折込広告 当ブログは原則として、今現在の限界分譲地の模様と問題点をお伝えするというスタンスなので、例えば当初の開発業者名など、既に過去の時代のものとなった情報の収集にはあまり主眼を置いていないのだが、記事によっては多少は歴史的経過に触れる必要が... 2020.04.12 成田市旧大栄町限界ニュータウン探訪
B級別荘地 波打つひな壇分譲地 当ブログでは、これまでの訪問記事の中で、特に道路との高低差が大きい擁壁上のひな壇分譲地が抱えるリスクについてたびたび言及している。先に紹介した大洋村の「電柱物件」同様、ひな壇分譲地には、良好な日照や眺望を確保しやすい、道路上から屋内の模様... 2020.04.10 B級別荘地旧大洋村欠陥造成地災害鉾田市
B級別荘地 宗教行事で再利用される別荘地 大洋村飯島字柊平 当ブログの分譲地調査は、事前にグーグルマップの航空写真を利用して、街路の形状などから予め分譲地と思われる地域を選定し、ストリートビューがあれば現地の模様を下調べしてから訪問することが多いが、これまで訪問した分譲地の中には、航空写真ではいま... 2020.04.09 B級別荘地旧大洋村鉾田市
B級別荘地 廉価品としての「電柱物件」 大洋村大蔵字札道山・二重作字天神平・汲上字田道 大洋村の別荘地、それも特に70年代後半〜80年代にかけて開発・分譲された別荘地を特徴づけるもののひとつが、コンクリートブロック基礎や板張りの外壁などの簡素な建材と建築方法によって造られ、立ち並ぶ「ミニ別荘」の存在である。以前紹介した筑波大... 2020.04.08 B級別荘地放棄住宅地旧大洋村鉾田市限界ニュータウン探訪
B級別荘地 鉾田市役所都市計画課における旧大洋村の開発別荘地についての聞き取り 当ブログではこれまで2度、茨城県の旧大洋村(現・鉾田市)に星の数ほど散らばるミニ開発の旧別荘地を訪問し、その模様をお伝えした。既に述べているようにその様相は、昨今取り沙汰されている「空き家問題」の一歩先を行くような極めて厳しい状況で、... 2020.03.10 B級別荘地旧大洋村鉾田市限界ニュータウン探訪
B級別荘地 大洋村上幡木字四牧山・字子持出 森の奥深くの別荘地 2019年の台風15号通過後、僕は知人の案内で、かつて別荘地の乱開発に晒され、今なお多くの廃別荘が残る茨城県の旧大洋村(現・鉾田市)を訪問したことは既にお伝えした。その光景は、それなりに千葉の限界分譲地は見慣れてきたと内心自負していた... 2020.03.01 B級別荘地旧大洋村鉾田市限界ニュータウン探訪
B級別荘地 限界分譲地の使い道を模索する② 以前「限界分譲地の使い道を模索する」の記事でお伝えしたように、僕は現在、分譲地の探索を続ける傍らで、横芝光町の海岸近くにある寂れた別荘地を1区画入手し、物置用地として利用すべく整備を進めており、その模様はTwitter上で断片的にお伝... 2020.01.02 B級別荘地横芝光町限界ニュータウン探訪雑記
富里市 立沢ニュータウン 数か月振りのブログ更新となる。台風15号の襲来後、更新が途絶えていたことに関しては、その後に再び関東地方は台風19号や豪雨に見舞われたためとか、僕の勤務先が人材難に喘いでいて連日の長時間勤務で疲れ果てていたとか、例によって言い訳が山盛りな... 2019.12.29 富里市放棄住宅地限界ニュータウン探訪雑記
多古町 台風15号 危険空き家の倒壊と植樹の倒木リスク【後編】 山武杉が立ち並ぶ森林地帯を抜けたあとは、九十九里平野に足を伸ばして被害状況の確認に回ったが、探索日にはすでに、平野部では停電の解消も進み、山間地で時折見られた給水所の施設もなく、一見すると平穏を取り戻しているかに思われた。 もちろん、... 2019.09.18 多古町災害限界ニュータウン探訪
山武市 台風15号 危険空き家の倒壊と植樹の倒木リスク【中編】 【おことわり】現在、台風15号による停電の影響で、当ブログ管理者の自宅はスマートフォンのデータ通信、およびWi-Fi環境が事実上寸断されている状況のため、出先にてスマートフォンアプリを利用してブログ更新を行っております。そのため、本文を数... 2019.09.17 山武市旧山武町災害限界ニュータウン探訪
八街市 台風15号 危険空き家の倒壊と植樹の倒木リスク【前編】 2019年9月9日未明、房総半島南部より上陸した台風15号は、千葉市中央区で風速57mを観測するなど、県内観測史上最大の暴風雨をもたらし、千葉県のみならず、茨城県、神奈川県、そして伊豆諸島まで及ぶ甚大な被害を引き起こした。 その勢力は... 2019.09.16 八街市災害芝山町
B級別荘地 【番外編】茨城県鉾田市 旧大洋村の廃別荘地 当ブログは、基本的に僕が居住する千葉県の、主に成田空港周辺と九十九里平野に残る古い旧分譲地の紹介をしているものだが、それらの分譲地の情報源のひとつが、アットホームなどの物件情報ポータルサイトである。 すなわち、限界分譲地を盛んに扱う特... 2019.09.15 B級別荘地旧大洋村鉾田市
山武市 成東白幡ニュータウン 当ブログでもたびたび訪問している千葉県山武市は、2006年に旧来の成東町、松尾町、山武町、蓮沼村の4町村が合併して誕生した新しい市である。合併前の4町村はいずれも農業を基幹産業とした人口規模の小さな自治体であったが、4町村とも80年代から... 2019.09.08 山武市旧成東町良好な住宅地限界ニュータウン探訪
良好な住宅地 はにわ台団地/ハニワ台ニュータウン 【はじめに】 この記事は、当ブログの開設間もない時期に作成した古いものですが、先日、コメント欄にて、当団地の住民の方から、記事内におけるいくつかの錯誤のご指摘を頂きました。改めて読み直してみると、その錯誤を修正するには、事実上書き直しに... 2019.08.18 良好な住宅地芝山町限界ニュータウン探訪
放棄住宅地 横芝光町宮川 湖沼に囲まれた分譲地 すでに現代史の一断面として広く知られているように、成田空港はその計画当初から、建設予定地近隣の住民による激しい建設反対運動にさらされてきた。収用予定地となった地域の住民の一部に極左団体が合流し反対運動は先鋭化し、空港やその関連施設はたびた... 2019.08.02 放棄住宅地旧光町横芝光町限界ニュータウン探訪
旧光町 限界分譲地の使い道を模索する 当ブログでは、これまで千葉県の郊外に散在する、ほとんど需要のなくなった「限界分譲地」に的を絞って探索してきた。それらの分譲地は、もちろん当初から住宅用地としての利用を想定して開発されたものもあるが、既に繰り返し述べてきたように、多くの場合... 2019.06.30 旧光町横芝光町限界ニュータウン探訪
山武市 山武市親田・川崎・戸田 谷間の限界分譲地 60年代から80年代にかけて、千葉県で開発・造成された住宅地は、台地上の平坦な畑をそのまま宅地に転用したものも多いが、丘陵の山肌を切り崩して造成したものも多い。それは大掛かりな工事であり、いかに地価が安かろうとも、ある程度の資本力のある開... 2019.05.11 山武市旧山武町旧成東町限界ニュータウン探訪
印西市 吉高台団地 -「千葉ニュータウン」の圏外ー 当ブログは一応「限界ニュータウン探訪記」を名乗ってはいるものの、実際紹介している分譲地は、不動産市場全体から見ればごく小規模な分譲住宅地ばかりで、その立地や利便性は言うに及ばず、都市機能やインフラ面といった視点から見ても、そもそも単独... 2019.05.04 印西市旧印旛村良好な住宅地限界ニュータウン探訪
市原市 鶴舞大蔵屋団地 久しぶりのブログ更新になる。ここ最近は特に更新頻度が低くなり、お読みいただいている方には申し訳ないが、特に近頃は私生活が多忙を極め、調査もままならない日が続いていた。その辺りの話は私事になるのでここでは書かないが、気がつけば季節はすっかり... 2019.04.20 市原市限界ニュータウン探訪
山武市 山武市埴谷 荒廃したまま利用される分譲地 前回、山武市横田の分譲地を「誰得ニュータウン」として紹介した記事にコメントを寄せて下さった読者の方より、この分譲地の近隣にある別の分譲地の模様をお伝えいただいた。山武市北部、旧山武町エリアにおいては、前回の「誰得ニュータウン」の分譲地... 2019.02.23 山武市旧山武町限界ニュータウン探訪
山武市 誰得ニュータウン 少子高齢化や人口減、都市構造の変化によって縮小が進むこれからの日本の住宅市場において、北総の限界分譲地は、一体どのようなポジションが求められているのだろう。どこにもポジションがないから坪1万円なんですよ、と言われれば返す言葉もないのだ... 2019.02.06 山武市旧山武町限界ニュータウン探訪
八街市 八街市朝日 僕が暮らした限界分譲地 私事になるが、僕たち夫婦が、東京の江東区から八街に引っ越してきて約2年。貸家の更新時期が近づいてきたところで、僕たちは先日購入した芝山町の土地の近くに改めて別の貸家を借りることになり、今回、これまで暮らしていた八街市朝日の貸家を引き払... 2019.01.16 八街市限界ニュータウン探訪雑記
B級別荘地 旧蓮沼村(山武市蓮沼) 人気のレジャー施設周辺に散らばるB級別荘地 山武市の蓮沼地区は、元は山武郡蓮沼村と呼ばれた一自治体で、2006年、周辺の山武町・成東町・松尾町と合併して消滅した山武郡最後の村制自治体である。1889年に蓮沼村が発足して以来、一度も周辺自治体と合併することなく細々と村制を続け... 2018.11.22 B級別荘地山武市旧蓮沼村
富里市 富里市十倉 賽の河原の石積みを放擲した分譲地 北総や外房方面の限界分譲地の光景を特徴づけるもののひとつとして、空き地に立てられた草刈り業者の看板がある。投機目的で分譲されたこれらの未利用宅地は、所有者のほとんどが遠方(印象として、東京と神奈川が多い)に住んでいて、しかも分譲から長い年... 2018.10.03 富里市限界ニュータウン探訪
芝山町 NAAの苦難 僕がこのブログで紹介している分譲地は、首都圏の一般的な郊外型住宅団地と異なり、都心への通勤を想定して開発されたものではなく、北総に限って言えば、70年代に成田空港の開港を見込んで投機目的で開発されたものがほとんどだ。であるから、そもそも都... 2018.09.25 芝山町限界ニュータウン探訪
山武市 貸家の供給過多 昨今は空き家問題と絡めて、住宅の供給過多の問題がよく取り沙汰される。特に大都市部から遠く離れた地方の小都市や農村では、築年数が経過し補修に多額の費用を要する古家を、無料あるいは10~20万円程度の破格値で入手した、などという話を耳にす... 2018.09.18 山武市旧山武町限界ニュータウン探訪
富里市 バルールド成田 バルールド成田は、芝山町役場から徒歩でおよそ20分ほどの立地にある新興住宅地である。「成田」と呼ぶにはかなり無理のある立地条件ではあるが、近隣の著名な地名を借用する分譲地や分譲マンション、会社名は珍しくなく、いまだに「芝山... 2018.09.11 富里市芝山町限界ニュータウン探訪
八街市 八街市沖 投げ売りが続く最果ての分譲地再訪 Twitterでは既にお話ししているのだが、僕はここのところ、このブログのための分譲地調査はお休みしている。理由は、実は自分自身の住宅用地の取得に向けて動いていて調査まで手が回らないためだ。そもそもこのブログは、もともと北総エリアで住宅用... 2018.08.11 八街市限界ニュータウン探訪
成田市 夏のビバランド団地空き家カタログ2018 今年(2018年)の関東地方は、ほとんど梅雨らしい降雨もないまま早々と梅雨明け宣言してしまい、7月に入るや否や突然の猛暑に襲われ、季節は一気に夏となった。 ところで夏と言えば空き家だが、当ブログで最初に紹介した限界ニュータウンであ... 2018.07.03 成田市旧下総町限界ニュータウン探訪